大手ヘッジファンドDE Shawが中国でのライセンス取得
今回ファンドが得たPrivate Securities Investment Fund Manager(PFM)ライセンスは、中国資産運用協会(Asset Management Association of China)によって発行された。
DE Shawグループはアジア市場進出に積極的なヘッジファンド(オルタナティブ)運用会社の1つで、2000年代初頭から中国本土で活動してきたということだ。
2018年にはブリッジウォーターとウィントングループも中国での運用登録を行ったと報道されており、大手ヘッジファンドの中国進出が相次いでいる。
DE Shawの運用資産は500億ドル(5.6兆円)を超え、世界でもトップ10に入るヘッジファンドである。140億ドル運用している旗艦ファンドは、2昨年も11.2%のリターンを達成し、直近10年で7度目の10%以上の成績の年となった。
同社の情報はあまり公にされることはないが、2015年にはGoogleのエリック・シュミット会長が同社株の20%を取得したことでも話題になった。
また同じくヘッジファンド大手のツーシグマの創業者ジョン・オーバーデックはDE Shawの出身である。
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