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年初来60%プラス・期待のアジアマクロヘッジファンド

 

 アジアのグローバルマクロファンド、Prulev Global Macro Fundが4月末までの年初来リターンを60.89%までに延ばしている。これにより2019年のヘッジファンドのリターンランキングでも上位に入ってきている。

 Prulev Global Macro Fundは、シンガポール、スタンダードチャータード銀行の市場リスク分析責任者を8年間務めたNorman Tang Meng Biaoが創立したグローバルマクロ戦略のヘッジファンドである。

 グローバルマクロ戦略は、世界中のあらゆる資産クラスに対して投資機会を探し求め、長期的な大局観に立ったテーマによってポジションを決めるファンドである。中央銀行の動きや、政治家の動向、マクロ経済的な統計などから投資判断を積み上げていくといわれている。柔軟性の高い戦略のため、流動性が高い投資対象を利用すること以外、同戦略のファンドの共通点を探すことは難しい。

 Prulev Global Macro Fundはグローバルマクロ戦略の中でも、定量的、イベントドリブン型投資戦略を取っている。同社は株式、債券、コモディティ/通貨の3つのカテゴリーに1/3ずつ投資し、その中でも定量モデル部分は資産クラス全体で100の投資対象を追跡し、通常60~70の投資対象をポートフォリオに組み入れている。また一部裁量の投資対象もあるため、完全なシステム運用だけではない点も特徴のようだ。

 近年増えている政治的なイベントリスクについてはポートフォリオ内のクロスヘッジを行うなどでリスクコントロールをしているようだ。ブレバンハワードなど他の大手マクロファンドが苦戦している近年も好調な実績を上げ続けている。

 例えば2018年10月~2019年1月は下げ・上げ・下げ・上げという、下落と上昇が交互に来る市場環境であり、連続してリターンを上げるのは非常に難しい投資環境であった。そのような中でPrulev Global Macro Fundは10月こそマイナスだったが、11月から1月までは連続してリターンを出しているのである。

 このように上げ相場と下げ相場が比較的短期間に入れ替わる相場でリターンを出し続けることは非常に難しく、このファンドの特異性を示しているといえるだろう。実際スタイル分析にかけると、グローバルマクロ戦略のほか株式マーケットニュートラル戦略の要素も強く見受けられる。





 運用残高はUSD220millionほどとグローバルマクロとしては中堅規模のファンドだが、その実績から注目を浴びるのもそう遠くなないのではないだろうか。ボラティリティが30~40とかなり高いため、年金基金などが組み入れるのは難しいかもしれないが、ファミリーオフィスや個人富裕層からは人気が集まりそうだ。






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