銀座有名歯科医院2代目が今思うこと(2)
更新日:2009年09月04日
歯学部の教育現場の実情
歯科医の平均年収は737.9万円(平均年齢36.5)=年収ラボ調べ=とされている。対して歯学部の学費は6年間で約3000万円前後。将来の高リターンを見込むことができれば、この3000万円という初期投資額は安いものではない。仮に開業資金を1億円としても、リターンが出るという前提のモノだけに、世間の現状と照らし合わせると、楽ではなさそうだ。歯科医療の現場では危機感が漂っているものの、将来的にその最前線を担っていく卵たちを育成する場はどうなのだろうか。当然、学問、技術や倫理観などを学ぶ上に、教授たちからは「これから歯科医院は厳しいゾ」などという檄が飛んでいると想像していたが、そうではないようだ。
「『この技術を身につけないと開業できないゾ』というようなことは言われます。ただ、それ以外にも必要な開業の仕方などのようなことは教えてくれませんね」
では、主に歯学部ではどのようなことを勉強しているのか、山田さんの大学のケースで見てみる。
1年生:座学など
2年生:解剖学実習など
3年生:歯の形成や実習
4年生:歯の形成や実習
5年生:病院実習
6年生:受験勉強
もちろん基本を身につけるのは最優先。ただ、実際は経営者としての感覚を見につける場は見当たらない。山田さんは「教授からは『コノ技術がないと開業できないぞ』というようなことをよく言われます。ただ、開業の仕方などはまったく教えてくれません」と話した。
では、開業したとして良い歯科医の条件とは何だろうか。腕が良いからか、自宅から近いからか、空いているからか、さすがにこれはないだろうが歯科衛生士が美人だからか? 患者が選ぶ基準は、おそらく「空いている」という要素が大きいのではないだろうか。「患者さんにとって腕が良いって、どういうことでしょうか。
なかなか患者さんサイドから見ても、腕の良し悪しとは何でしょうかね。それで必ずしも歯科医院がうまくいくわけでもないですし…」と話した。
そうした葛藤をしている時に出会ったのが投資。勝ちまくっている投資家の書籍などでFXを必死で勉強するようになった。

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