フェラーリは今買って半年後に売れ(2)
更新日:2009年10月01日
フェラーリは不動産取引と同じだ
この見出しは誤解を与えてしまう言い回しだが、両者をイコールというつもりは毛頭ない。つまり取引形態がよく似ており、株式のように公設の市場は存在せず、当事者の間で取引されるということだ。不動産を取引した人ならば、話はより理解しやすいだろう。榎本氏は「先ほどの半年遅れの価格の話ですが、それはあくまでインターネットや広告に表示されている価格のことです。だから、実際の価格は違いますね。不動産の取引と同じで、店頭で商談すれば、それは表向きの価格だということがわかるはずですよ」と話した。
不動産を買う場合は「指値」というものがある。例えば2億円の物件を買うとすれば、相手の経済状況を読みながらこちらが有利に立てそうなら、1億5000万円などと値切ってみる。他に買い手がいない状況ならば成功しやすいだろう。当然だが不況時は買い手が少なくなるために需給の面でも有利だ。榎本氏も「実際に店頭で聞いてみる方がいい」という。
鮎川氏の半年後理論で言うならば、買う側にとっては大きなチャンスとなるのは、日経平均株価が底を打った地点から半年後くらいということ? 今年は3月10日の終値7054円98銭から上昇を始めた。その地点が一つの景気の底と考えることができる。そして、底から半年後はちょうど10月ということになる(必ず上がる、もしくは下がるという保証はありません)。確かに在庫を抱えている業者は多くいるという。買いたいとうい人にとっては、いまチャンスなのかもしれない。
では、今後はどうなるのか?

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