ニールセン、インドの富裕層調査結果を発表
同調査から、インドには総計250万人の富裕層がいることが明らかになり、ライフスタイルと耐久消費財の所有動向のマッピングから、「上級の中産階級」「最上級の中産階級」「富者」という3つの階層に分けられることがわかった。「上級の中産階級」層に属する220万人は、各世帯で自動車やパソコンを所有する一方、液晶テレビを持たず、海外旅行をしない。また「最上級の中産階級」層の20万人は、自動車、パソコン、液晶テレビを所有するが、海外旅行をしない。そして「富者」層の10万人は、自動車、パソコン、液晶テレビを所有し、さらに海外旅行をするという。
調査結果によると、富裕層家庭では6割の世帯が核家族であり、4分の1の世帯が年配者と同居していた。富裕層の約半数が英語で教育を受けているが、家庭内では現地のインド語を使用。10人中9人の富裕層は自宅を所有し、4分の3は全自動洗濯機を持ち、約5人に2人はホームシアターの設備とシステムキッチンを所有していた。
また富裕層の約4分の3が英字新聞を好んで購読する一方、10人のうち9人は、テレビを地域言語で視聴。5人に3人以上が外で映画を楽しみ、半数以上は家庭でインターネットを利用していた。ラジオの利用については、特に「富者」層の間で盛んであり、ラジオを毎日聴いている「富者」層が、他の「上級の中産階級」層や「最上級の中産階級」層を上回った。
この他には、スポーツジムでのトレーニングを好み、10人に3人は月に1度はサロンもしくはスパを訪れていた。また10人に8人は外食し、買い物が大好きで10人に9人が最新のショップで買い物をすることがわかった。興味のある商品は靴、宝石、ハンドバッグ、サングラス、化粧品、香水、ペン、時計などだった。
全体としては世界的な景気低迷は、インド富裕層の消費習慣には大きな影響を与えていないという。しかし相対的に高級アクセサリーや旅行・休暇といった分野には出費を節約する傾向がみられた。
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