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サブプライム崩壊を予言したエコノミスト・中原圭介氏インタビュー

グリーンスパンの間違い

 この金融危機の戦犯ともされるアラン・グリーンスパン前FRB議長の失敗を、中原氏が気象学の理論で説明した。それがバタフライ効果というもの。聞き慣れないものだが、どのような理論なのか?

 一匹の蝶が色鮮やかな羽を広げて虚空に舞っていく様は、まさしく華麗。しかし気象学の世界では「たった一匹の蝶がアマゾンで羽ばたくと、シカゴで大雨が降る」とたとえられるように、小さな一つの出来事が全体を狂わせることもある。これは米気象学者のエドワード・ローレンツ氏が研究過程で、初期条件のわずかな誤差が時間とともに拡大して、結果として大きな違いとなることを発見し、後にそう名づけられた。

 「欧米のGDPは30兆ドル、それに対してサブプライムローンの規模は1兆ドル。世界から見ると、バタフライ効果のように、ほんの一部にしかすぎません。しかし、それが全体に影響することもあるのです。それに、風船のように大きく膨らんだ金融資産は、いつか弾けます。今までの歴史を見ればいつもそうです。米国は2003年から実際に買えない人にも住宅を売り始めていたから、弾ける時が来ると思っていました。実際、2007年夏に10%ほど住宅価格が下がっただけで危機が始まりましたからね。経済だけを見ていると何も見えなくなるんです」

 サブプライム問題の責任を問われ「100年に一度の経済危機」と発言をした、グリーンスパン氏は「マエストロ」とも呼ばれた経済、金融工学のプロフェッショル。それでもバブル崩壊を見抜けず食い止めることもできなかった。

 「専門バカになってしまっては、周りが見えなくなります。グリーンスパンのような、いくら有名な学者の先生でも予想を外してしまうのです。だから大学では、専門よりも一般教養の方が大事。それも知識ではなく、考え方を学ぶべきなんです」

 金融のプロたちが引き起こしたバブル崩壊。彼らはいつしか近視眼的になり、冷静な判断力を簡単に失ってしまっていたのだった。

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