J・ロジャーズ氏が考える最も安全な投資先
中国人の消費が本格化すると…
ロジャーズ氏は20年で原油の備蓄がなくなると予測した。その根拠となるのは需給。次に1日あたりの国の石油消費量の比較がある。人口13億人の中国の消費量が、人口1億2000万人の日本の10分の1でしかない。以下ロジャーズ氏)中国人とインド人を合わせて約23億人います。これから需要はどんどん上がってきます。中国人もやがては、車を運転し、電力を消費するようになるでしょう。またインド人はみなさん(日本人)の20分の1しか消費していません。日米がいくら節約しても、まだエネルギーを使っていない人が多いのです。
商品に投資するのがどれだけ安全か。ちなみに、わたしの娘たちは商品を持っています。株も債権も持っていません。ハッピーだ。経済が良くなろうがなるまいが、コモディティは良いでしょう。
ただ原油もいつかは(1バレル)200ドル、250ドルになるかもしれません。そうなるとみんなが油田を探し始めるでしょう。もしかすると、東京でも誰かが探すかもしれない。そうしたら、ブルマーケットもいつかは終わります。
わたしは2019年ごろにどういう話をしているでしょうか。そろそろ売ったらどうか、と言うかもしれません。皆さんはわたしのことを「ジム・ロジャーズは嘘つきだ」と思うかもしれませんね。
でも思い出してみて下さい。1989年の日本のバブルでは、みんなが土地を買いたがった。また1999年の米国ではドットコム株を買いたがった。その時には、わたしは売るべきだと言ってきました。みんなが上がると思った時は売る時なんです。(つづく)
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「激動する世界と商品投資セミナー」(ETFセキュリティーズ主催、東京工業品取引所など共催)より
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