日経MJが一面で報じた「富裕層の現実」とは?
最終更新:2009年11月19日 08時51分
不景気に関係なく富裕層の高額商品への消費意欲はいまだ健在、という調査結果が18日付けの日経流通新聞(日経MJ)の1面で報道された。
今回、調査対象となった富裕層は金融資産1億円以上、または世帯年収3000万円以上の230人。他にアッパーミドルクラス(金融資産5000万円未満かつ世帯年収2000万円未満)、その一つ上の「準富裕層」と比較して富裕層の消費動向を明らかにするのが目的。全対象者総数は約4000人。
まず、日本の市場を攻めあぐね苦戦中の海外ブランド勢だが、富裕層相手には好調なようだ。日経MJは、スイスの高級腕時計「ジャケ・ドロー」など幾つかの高級ブランドが連携して先日、東京都内で開催されたパーティーを紹介。
「各ブランドの顧客や、純金融資産1億円以上が入会条件の交流サイト『YUCASEE(ゆかし)』の会員など計363人を集めた。ジャケ・ドローでは後日、招待客3人が1個平均約250万円の腕時計を購入した」と取り上げている。
ちなみに、富裕層が過去1年以内に購入したブランドは「ルイ・ヴィトン」が1位、そして2位が「エルメス」だった。富裕層の好きなブランドでもエルメスは支持が高かった。衣料品の消費を減らす人が多い中でも、富裕層は増やしたという人が7.8%と他の層より高く、自身の「こだわり」にはお金を出すことが表れている。
消費に関して日経MJは、富裕層の消費支出が落ちていないのは、リーマンショック後の株安や不況による痛手が他の層に比べて大きくなかったのだとしている。

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