男性もとろける香港の温スウィーツ
更新日:2010年03月03日
冬の香港は、雨も少なくしのぎやすいので、訪れるにはベストな時期。“食”を楽しみに行くなら春節も終わって落ち着いた頃が狙い目かもしれません。広東料理をはじめ中国全土のおいしいものを集めたようなグルメシティは、ミシュランの星つきレストランから街角のお粥屋さんまでハズレは、ほとんどなしです。
メインの食事だけでなく注目したいのは香港スウィーツ。中華のデザートで杏仁豆腐やマンゴ・プリン、珍しいところで亀ゼリーなど漢方のゼリーなどもポピュラーですが、香港で数多いのが温かい温スウィーツです。クルミや蓮の実、栗などのおしるこ、ゴマ団子やゆで卵(?!)の入ったシロップスープなどなど。
暖かい香港でなぜ温スウィーツ?と思われるかもしれませんが、身体を冷やす「陰」のものと、温める「温」のものをバランスよくとるのが香港人の医食同源の食習慣。そして温かいものは栄養が身体に吸収されやすいという面からも考えられているようです。デザートも甘味というだけでなく健康を考えて食べているわけです。
香港のあちこちにある老舗デザート店『杏花樓』のタピオカの皮のゴマ団子入り生姜シロップスープは、身体がぽっと温まる生姜入りのシロップにぷりぷりした皮のゴマ団子が絶妙の取り合わせ。ほんとうにとろりとした味わいがたまりません。店内を見回すと、デザート店は女性のものではありません。男性同士で甘いデザートを楽しむ人たちの多いこと。香港を訪れて、スウィーツ・デートというのも身体によくてお洒落かも。

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