カリスマ投資家、ジム・ロジャーズ氏「強い円に自信を持て」
強い円に自信を持て
ロジャーズ氏の投資先といえば、コモディティと中国株。ここ数年はずっと推奨してきた。ただ、米国経済の悪化にともなって、双方ともに受けた影響は小さくない。新たな投資対象先など、いま現在、実際にロジャーズ氏が投資している物を聞いてみた。「ドル資産、株などで運用するよりも、コモディティに投資する方が良いですね。他のセクターに投資するよりもずっと運用成績は上がるはずです。私はコモディティを買い続けてきたし、これからも買っていくでしょう」
原油相場は一時の高値と比べて急落したのをはじめとして、他の鉱物資源、農作物も同様に調整局面入りした。しかし、今後もコモディティの時代だという考え方は変わらないようだ。1500兆円といわれる金融資産を持つ日本人。今の相場状況に狼狽している投資家も多いようだが、はたして日本はそんなに悪い状況なのか?
「日本のYUCASEE MEDIAを読んでいる皆さんには、今、円資産を持つことはそんなに悪いことではないし、悲観することではない、と言いたい。まぁ残念ながら、日本の景気回復はスローになるとは見ています。しかし、英米よりも、ずっと良い状態にあります。私が投資しているかって? もちろん円を保有していますよ」
為替相場を見ても円高が続いているように、カリスマ投資家の目には、日本はそれほど悪い状態とは映っていないようだ。日本人はもっと自信を持った方が良いのかもしれない。

ジム・ロジャーズ氏
1942年10月19日、米国アラバマ州生まれ。エール大学を卒業後、1973年後にジョージ・ソロス氏とともにクォンタム・ファンドを共同設立。80年に引退。以後は世界各国を自分で旅をしながら、投資対象となる国を探した。一昨年にニューヨークからシンガポールに移住し投資活動を行っている。
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