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M・モビアス氏が教える2010年の日本経済と新興国

次に投資チャンスがある新興国は?



 新興国といっても投資対象国は数多く、その中で確かな選択眼を持たなければならない。モビアス氏にいくつか具体的に名前を挙げてもらうことにした。

 ◆以下モビアス氏の話
 中国、インド、ブラジルなど主要な新興国はもちろんですが、ほかの新興国にも投資の機会が生まれています。日本に来る前に、中東のドバイに行ってきたばかりです。ドバイ危機はあったばっかりなんですが、こうしたところにも新たな機会が生まれるかもしれません。また、アフリカにも注目しています。

 他にフロンティアマーケットでは、中央アジアではカザフスタン、それにベトナム、スリランカ、バングラデシュもそうですね。

 (セクターで言えば)コモディティ、食品、商社、サービス、不動産。あとはインフラ関係、港湾関係がいいでしょうね。さらにそれを運用するオペレーション関係もいいでしょう。

 ベトナムについては、わたしたちは12年前にファンドを設定しました。成長する可能性を考えていたのですが、うまく育たなかったので一旦ファンドは閉じました。流動性も低く大量に購入することは難しく、政府の改革に中国ほどのスピード感がないですね。ただ、去年の8月にまたベトナムにオフィスを開いて、現在様々なリサーチを行っています。

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