中卒で年1.3億円を稼ぎ出した農村出身の少女
母が与えてくれたヒント?
現状から抜け出すために、廖心は出稼ぎをやめて経営者になろうと決めた。何を始めるか考えた末、健康産業に目を向けた。長い間病気に苦しむ母親を見ていたため、この分野に特別な思い入れがあったし、人々の暮らしが豊かになるにつれて、多くの人が自分の健康に関心を持つように思われたからだ。しかし、いざ事を始めてみると現実はそう甘くはなかった。四川省眉山市には、ドラックストアは一軒もなく、さらに致命的なことに経営の知識が何もなかったからだ。コネクションを作ることを考えて、薬を売る商売を始めた。眉山市内に古い部屋を1日50元(約750円)で借り、1日3食を小麦のまんじゅうや、麺類だけを食べて過ごしたという。
いつまで経っても商売は軌道に乗らない。毎月の収入は200元(約3000円)ほど。時には日本円で数百円にまで下がったこともあった。絶望の中で、母の夢を見たという。肉を食べたいと言う母親に、どうにもできない娘を見て母は消えてしまったという残酷な夢だ。せめて、父にはという新たな決意が芽生えてきた。
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