東大合格者ランキング、都立日比谷が大躍進
不況を反映しているのか、地方名門高校の優秀な学生が受験を控えたのか、首都圏の名門校が昨年の借りを返した格好だ。また、その中で躍進が目立ったのが、都立・日比谷だ。
1968年から灘にトップを譲るまでは、毎年のように3ケタの合格者数を出していた名門中の名門。その後は私立の台頭と、東京都の学区制ができたこともあり、長らく低迷し、93年には1人にまで落ち込んだ。しかし、近年は東京都が「学区制」を廃止。そして「進学指導重点校」に指定されたこともあり、その効果は少しずつだが結実しているようだ。
一方で地方の名門校、東大寺学園(奈良)、ラ・サール(鹿児島)などは数を減らした。全体的に見ると、首都圏名門校への集中と、プラスして合格者1人、2人など少数ながら送りこむ高校も増えているそうで、その裾野は約500校にまで広がっているという。
不況の中で、地元志向が強くなるとともに、「されど東大」という意識も見て取ることができる。
◆東大合格者数ベスト20
開成(東京) 154(138)
灘(兵庫) 97(103)
麻布(東京) 82(77)
聖光学院(神奈川) 65(49)
桜蔭(東京) 60(69)
駒場東邦(東京) 60(39)
栄光学園(神奈川) 56(59)
海城(東京) 48(34)
渋谷教育学園幕張(千葉)46(28)
岡崎(愛知) 39(42)
日比谷(東京) 35(16)
浅野(神奈川) 34(25)
東大寺学園(奈良) 32(44)
ラ・サール(鹿児島) 31(53)
浦和・県立(埼玉) 28(36)
東海(愛知) 28(24)
旭丘(愛知) 26(19)
岡山白陵(岡山) 26(19)
豊島岡女子学園(東京) 23(17)
岐阜(岐阜) 23(17)
甲陽学院(兵庫) 23(20)
()内は昨年合格者数
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