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史上最高年俸3700億円のヘッジファンドマネージャー

新旧3人の帝王、返り咲き、30代


ジョン・ポールソン氏
ジョン・ポールソン氏(CNBCの生放送より)
 ジョージ・ソロス氏、ジェームズ・シモンズ氏、ジョン・ポールソン氏の新旧3人の帝王は上位を占めて、依然として貫禄ぶりを示した。昨年1位から3位に転落したシモンズ氏だが運用の第一線からは退くことを表明しているが、ファンド会社の設立者として残るという。昨年は旗艦ファンドのメダリオンが高パフォーマンスを上げた。2位ソロス氏は混乱期に強いところを見せ、4位のポールソン氏は2007年に自身がマークした37億ドルという史上最高記録を、テッパー氏によって塗り替えられることになった。だが、市場に対する影響力が最も大きいファンドマネージャーであることは間違いない。

 5位スティーブ・コーエン氏は、魔術師と呼ばれるトレーダー。シングルの腕前を活かしてゴルフ接待をするなど拡大に動いているようだ。また、前妻から昨年インサイダー取引の疑いで告発されたものの、すでに訴えは取り下げられ、この問題は解決している。6位の元祖乗っ取り屋カール・アイカーン氏は現在、ライオンズゲートにTOBを仕掛けるなど、さらに動きを活発化させている。

 リーマンショックで圏外に落ちていた8位ケンス・グリフィン氏、10位フィリップ・ファルコン氏は2年ぶりにランキング返り咲いた。また8位ジョン・アーノルド氏はランキング中で唯一の30歳代。昨年に続き2年連続でトップ10入りを果たしている。

 2007年から2008年にかけての金融危機が、まるで遠い無加水の出来ごとだったかのように感じるかのような歴戦のファンドマネージャーの報酬額。今回紹介したマネージャーはほんの一握りで、米国をはじめ世界のヘッジファンド業界の層の厚さを感じさせる。

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