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美人でも「179cm49kgで太りすぎ」と言われる世界

ふっくらへ回帰か?


ロージー
この細さなら合格。写真はロージー・ハンティトンホワイトリーさん
 先日行われた2010年秋冬のファッションショーで、モデルの姿に異変が見られた。パリ、ミラノ、NY各都市の一部のブランドで“ふっくら体型礼賛”ともいえる傾向が見られたのだ。

 90年代後半のスーパーモデル、ケイト・モスさんの出現以来、ランウェイを飾るモデルは「痩せ型・胸なし」がよしとされてきた。その傾向はいまも続いていて、薬物依存や男性関係の度重なるゴシップにもかかわらず、アラフォー36歳のモスさんは、ブランド広告にひっぱりだこの別格人気モデルの座に居続けている。

 毎年ランウェイで人気が出るモデルも、必ずといっていいほど小枝のようにほっそりとした女性たちで、そこに「幼さ」というトレンド要素が加わったシーズンなど、中学生がショーに出ているかのようなこともあった。数十万から数百万の服を、部活帰りのようなティーンが着て見せているというのも、よくよく考えるとおかしな話でもあった。

 身長が1メートル79、体重49キロでも場合によっては太っていると言われてしまうこの世界。一般の人の感覚からすれば、尋常ではない。だが、この基準こそがこの世界の常識なのだから仕方がない。

 だが、今年の主だったショーは違っていた。

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