フィアット、伝説の会長が34歳プリンスに大政奉還
モンテゼーモロ氏はフェラーリのF1チームを率いて2度優勝したり、フェラーリ会長なども歴任し、フィアットグループの経営再建にも力を尽くしてきた。任期は2012年まであるが、フェラーリの会長は続ける。
新会長に就任するジョン・エルカン氏は1976年ニューヨーク生まれの34歳。ジョヴァンニ・アニエッリ元会長の孫。トリノ工科大学在学中の21歳時に、取締役となったプリンスとも言うべき期待の存在だ。
フィアットグループは2010年1~3月期の決算では約25億円の最終赤字。苦境に立たされた状態での大政奉還で、34歳のプリンスは、どう立て直すのかが注目される。

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