ハーバードMBA取得者は20年でいくら稼ぐ?
同社は米国トップのビジネス・スクール45校、MBA取得者2万3000人の卒業後の賃金データを調査。その結果、トップ45校の卒業生は、卒業後20年間で基本賃金とボーナスを合わせて平均250万ドル(約2億2000万円)を稼いでいたことがわかった。また、20年後の賃金は初任給から平均75%アップしていた。
しかし、ハーバード・ビジネス・スクールとそれ以外のビジネススクールでは、給料に大差がついていたことも明らかになった。ハーバードでMBAを取得した学生のほとんどは、卒業後20年間で約400万ドル(約3億6000万円)を稼いでいた。
一方、アイオワ大学のビジネス・スクール卒業生は200万ドル未満だった。またイェール大学など名門だが設立が後発のビジネス・スクール卒業生は、初任給は高いものの昇給速度が遅かった。初任給からの昇給率は、イェール大学、マサチューセッツ工科大学、ダートマス大学の卒業生は20年で46%、ミシガン大学の卒業生は32%に止まっていた。
2010年の米企業の新入社員給料は、景気失速のために昨年と比べて抑えられる傾向にある。それはビジネス・スクール出身の学生も同じで、今年は昨年より初任給額が約3%下がったという。20年前は企業の新人募集も一部の一流大学に限られていたが、現在は多数の大学でMBAが取得でき、MBA取得者数増加に伴い、企業側の待遇もそれほど期待できなくなっている。米トップ大学でMBAを取得した学生たちも、就職後のキャリア形成を昔のようには楽観視できないようだ。
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