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この3年間で最も株価が上昇した国は?

 2007年のサブプライムショック、2008年のリーマンショック。史上最悪に近い金融危機に見舞われたこの3年間。価格が下落した資産が大半だが、この3年間のリターンに限って言えば、アフリカのチュニジアがベストパフォーマーであることがわかった。

 米ウォール・ストリート・ジャーナルによると、2007年以降に、最高の成績を残しているのはチュニジアだという。同国のインデックスである「チュニンデックス」(45銘柄から構成)は、2007年の高値を81%上回っているという。年初からは15%の上昇だという。

 チュニジアはエネルギーの自給率は100%で、原油、天然ガス、鉱石などが採掘される資源国。ちなみに2007年の市場を上回っているのは、わずか6市場しかないのだという。もちろん、それはみな新興国だ。チュニジア、スリランカ、ベネズエラ、コロンビア、チリ、インドネシア。みな資源が豊富な国ばかりだ。

 エマージング・ポートフォリオ・ファンド・リサーチによると、こうした新興市場へのヘッジファンドからの資金流入は今年上半期に173億ドル(1兆5100億円)、フロンティア市場への流入は7億8000万ドルだったという。

 米NYダウ、日経平均などの先進国の株価はまだ3年前の水準に戻っていない。投資資金の世界の潮流が完全に変化したことを読み取ることができるだろう。今後、特に日本の市場に資金が戻ってくることがあるのかどうか。懐疑的な見通しをしている日本人が大半ではないだろうか。

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