年商1億円のスーパー靴磨き術
なぜ靴修理店を開いたか?
“よいチャンスが巡ってきた”と陳さんは振り返る。今からおよそ10年前、ギリシア人の友人が靴修理店を開きたい、と彼女に融資を依頼してきた。陳さんは、融資ではなく共同経営を申し出たのだった。その後、その友人が国に帰ることになり、彼女は靴修理店の所有者となり、その後ビジネスに工夫を凝らしていった。“天使”靴修理店は、単なる靴磨き、修理だけではない。足に合わない靴を持ち味を壊すことなく修正してくれるのだ。ニューヨークの人々は、靴にお金をかける人が少なくない。しかし、高くてきれいな靴を買っても、足に合わないことが多いのを陳さんは知った。そこで、独自の技術を磨き上げ、ついにこの分野で先駆者となったのだった。
ある時、ニューヨークの有名なファッション雑誌の女性ライターが陳さんの店を訪れた。彼女はとても綺麗な靴を購入し、気に入っていたが、どうやっても足に合わなかった。
そこで陳さんの店を探し出し調節してもらうと、まるでオーダーメイドのように足に合ったという。その後、女性はこの店を雑誌などで紹介し、陳さんは瞬く間に有名になった。現在、多くのニューヨーカーが彼女の神業を頼りに店を訪れる。
陳さんの靴修理店は年中無休で営業し、1日平均200足の靴を磨き、50足の靴を修理しているという。靴磨きの料金は1足8ドル(約800円)、靴修理は10ドルから100ドル(約1000円から1万円)だ。こうして今や売上は年100万ドル(約1億円)に上っている。
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