米ラスベガスで現在、審査が行われているミス・ユニバース世界大会。世界中から選りすぐられた美女たちが集い、何日間もの厳しい審査で世界一が決定する。毎年のように繰り広げられている悲喜こもごものドラマ。日本からは今年、元市役所勤務という異色の経歴の板井麻衣子さんが出場。世界約80カ国から栄冠を目指して火花を散らす美のコンテストの最近10年をここで振り返る。
◆2000年

ララ・ダッタさん
キプロスで行われた、この年の大会はミス・インドのララ・ダッタさんが栄冠に輝いた。インド勢としては1994年のスシュミタ・セーンさん以来6年ぶりの世界一となった。
「ボリウッド」と言われる映画大国インドにおいて、ララさんは人気女優として活躍している。その名は海外でもとどろき、ヒット作マトリックスの出演依頼を断ったとも言われている。
◆2001年

デニス・キニョーネスさん
プエルトリコで行われたこの年は、地元のデニス・キニョーネスさんが世界一に輝いた。同国からは4人目の受賞。
受賞後は米NYで演技を学び、その後はスペインのTVドラマなどにレギュラー出演するなど、ドラマを中心に活躍中。今年になってドミニカ共和国の俳優フランク・ペロソさんとの交際が明らかになっている。
◆2002年

オクサーナ・フョ-ドロワさん
この年の出来事を、最も記憶にとどめている人も多いのかもしれない。大会史上初のニュースが駆け巡った。ロシアのオクサーナ・フョードロワさんが初の栄冠に輝いたものの、義務付けられている行事に欠席を続けたため、主催者側がタイトルをたったの1カ月で剥奪。2位だったパナマ代表のジャスティン・パセクさんが新ミスに任命された。
オクサーナさんは当時、サンクトペテルブルク大学に通う学生で、勉学が多忙となったため出席できなくなったと伝えられた。後に法学の博士号を取得している。

ジャスティン・パセクさん
その後は、警察官、テレビ司会者、女優、歌手、ユニセフ親善大使など多方面で活躍した。ロシア初の「世界一」ということで、国内では引っ張りだこだったようだ。プライベートでは2007年にドイツの実業家と結婚し一児をもうけている。
ロシアはこの後も優勝候補に挙げられることが多く、美女大国らしさを見せるものの、この事件が影を落としているのか、世界一の座から遠ざかっている。
一方、パセクさんはパナマ国史上初の世界女王に。クリスチャンディオールなどのモデルも務めた。