慶應に受かる子はなぜキッチン好きなのか? 頭のよい子が育つ食卓【2】
食育の場としての食卓
調査をしたご家庭は、どの家庭も必ず3食きちんと、規則正しく食べさせていました。とくに朝食を重要視している家庭が多かったのも印象に残ったと四十万さんは言います。朝食をしっかりとらないと、脳が働くためのエネルギーが足りず、授業に集中することができません。朝、時間がないという場合は、今より10分早く起きて、野菜スープなど食べやすいもいのをおなかに入れてから送りだすようにしてみてはいかがでしょうか。
献立や料理法を見ると、どのご家庭も食事に対する意識が非常に高いことがわかります。調査の結果、浮かび上がったポイントは「経済的」「手早い」「栄養のバランス」の3点です。
「安くてたっぷり食べられるひき肉料理をよく出した」
「買い物は夕方のタイムセールで、夕食の残りは翌朝の朝食に出して残さない」
「家族4人分だと逆に高くつくので、冷凍食品やレトルトは使わない」
「値段的にも手頃で、栄養価も高い旬の素材をよく使う」
という意見が寄せられました。
ケーススタディやアンケート調査から、栄養バランスに気を配った食事を毎日作っている母親の様子がわかりました。それだけではなく、子どもにも、将来、栄養バランスのよい食事を選べるよう、しっかりと教えている母親も多いそうです。
授業に集中でき、塾や自宅でも集中して勉強できる習慣を身につけるには、規則的な食生活とバランスのよい食事が必要。頭のよい子が育つ家のお母さんたちは、それを実践していることがよくわかります。また、しつけの場として食卓を活用している、など、教育、食育の場として、食卓は非常に重要なのです。
次回からは、実際のご家庭のケーススタディをご紹介します。
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