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雙葉から慶應医学部に合格した家庭の食卓 頭のよい子が育つ食卓【3】

慶應義塾大学医学部 長谷川美穂(仮名)さんの食卓



 有名小学校、中学校を経て慶應義塾大学に入学した大学生200名の、キッチンや食卓にまつわるエピソード、アンケート調査などをまとめた『頭のよい子が育つ食卓』(朝日新聞出版)から、慶應義塾大学生たちの食卓を紹介します。

◆長谷川美穂さん(仮名)
雙葉小・中・高校卒業 4人家族(父:勤務医 母:勤務医)

 長谷川さん宅は、両親が大学病院の勤務医、美穂さんも弟も医大生という医師一家。子育てと仕事を両立させてきたお母さんの忙しさが半端でないことは想像がつきます。それでも話を聞くと、子育てへのこだわりがわかりました。

 中でもこだわったのが食事。長谷川家の食事の特徴は、
○食事はおやつも含めて必ず手作り
○小学生になるまでは、スナック菓子やチョコレート、カップめんは一切食べさせない
○旬の食材を使う
○野菜を中心に、お肉やお魚、豆類などのたんぱく質を入れるようにする
○朝ご飯は1日の中で一番大切なので、品数を多めに用意する

 美穂さんが幼稚園に入ると毎日のお弁当づくりが始まりました。朝4時半に起きて朝食とお弁当づくりを始め、簡単に夕食の準備までしておきます。朝食は6時。美穂さんは中学に上がるまでは必ず、夜8時までにベッドに入っていました。「早く寝るようにすると、おなかがすいて自然に早起きできるようになる」と考えたお母さんが子どもたちにつけた習慣です。

 朝食が一番大事と考えていたお母さんは、ロールパン、牛乳、火を通した野菜をたっぷり、目玉焼きなど朝食の品数は豊富でした。お弁当は、きんぴらごぼう、煮物、牛肉の佃煮などの作り置きのできる惣菜、ゆでたブロッコリーなどの常備菜を、時間を見つけてはたくさん用意しておき、朝は手早くできるように工夫したそうです。これらは夕食の時にも活用しました。

 赤や黄色のパプリカは見た目が華やかなので大活躍でした。また小さな旗を立てたりして楽しいお弁当作りを心がけたとか。とはいえ、多忙なときももちろんありました。

 「彩がいいと、多少手を抜いてもおいしそうに見えますよ。実はどうしても忙しいときには、迷わず冷凍食品のシューマイを入れたりもしました」

 こだわるところはこだわり、手を抜くところは抜く。肩の力を抜きながら子育てしてきた様子がうかがえます。

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