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日本振興銀行破綻の教訓「自己責任」

 「2千万円が消える」。

 日本振興銀行の破綻によって、東京都内のある支店で、とある男性がドアを必死で揺すっていたのだという。こうした様子が朝日新聞で報道された。

 預金保険制度に基づいて1000万円はペイオフで保証はされるものの、2000万円が消えるということは、つまりこの男性は合計3000万円預けているということなのだろう。

 全額保護せずに保証額の上限が1000万円というのは、金融機関に対して甘えを許さなくする意味もあるが、同時にエンドユーザーの預金者も真剣に預け先を選ぶ選択眼を求められていることになる。

 為替相場では、1ドル=83円台という円高が進行する中で、富裕層の中には、これを機にすでに海外への資産疎開を始めている人、さらには、すでに終えた人もいるという。

 また、アジアのある証券取引所が開設される予定の国でも、視察をしている気が早い富裕層もいるのだという。

 別に海外が万能と言いたいわけではないが、この一件では、預け先一つで人生が変わってしまう可能性があるという教訓を我々は得たことになる。やはり、最後は「自己責任」だ。

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