高級フレンチ「シェ松尾」が事業譲渡
シェ松尾は、シェフの松尾幸造会長が昭和55年に、東京の高級住宅街の松涛にレストランをオープン。「シェ松尾」の名で、青山、天王洲倶楽部など店舗を広げ、また洋菓子事業も営み、著名人もよく利用する高級フレンチの店として知られた。
事業を多角化することで、富裕層の利用者の間では「味が普通になった」「接待くらいしか行かない」という風に、フレンチの世界で絶対的な存在ではなくなっていた。
東京商工リサーチによると、平成19年3月期は年商約19億5000万円をあげていたというが、同21年3月期の年商は約13億3000万円に減少した。この間に大きく景気が低迷したことが影響したのか、金融機関からの融資の厳格化、債権者への支払いの遅延などが起こっていたという。
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