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日銀が買うJ-REITは投資すべきかどうか?

日銀の買いは需給への影響よりも心理的効果


日銀の白川総裁
日銀の白川総裁
 日本銀行は10月5日の金融政策決定会合で、J-REITの買い入れ方針を明示した。その後、28日の会合では買い取り額が500億円程度に留まると公表され、これがかえって失望感を誘ったが、「買い取り額が需給に与える影響よりも、政策当局が『幅広い投資家に参加して欲しい』という意向を示したことによる心理的効果の方が大きい」(並木氏)という。

 実際それ以降も、相場は堅調に推移しており、買い取り対象を「AA格相当以上の格付けを取得していること」としたことから、格付けの高い銘柄の上昇幅が大きくなっている。どの格付け機関の格付けかは明示していないが、「格付投資情報センター(R&I)」「ムーディーズ・ジャパン」「スタンダード&プアーズ(S&P)」に「日本格付研究所(JCR)」を加えた4社としても、15銘柄がAA格以上に格付けされている。

 また地価の底打ち感も、市場を下支えしている。国土交通省は9月21日に基準地価を公表したが、地方圏(3大都市圏以外)を除き、住宅地・商業地・全用途とも、下落率が前年調査より縮小し、地価に「底入れ」傾向が出始めていることが示された。そうしたこともJ-REITにとって好材料になった模様だ。
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