一部で流行のエストニア投資は相続税無し
韓国の半分ほどの領土ながらも、治安がよく、報道力の教育水準も高く、ITインフラの整備も進んでいるエストニア。「国土が小さすぎて、またインフラ整備がまだまだなので、投資銀行やファンドなどの大規模な開発も入りにくく、個人の投資が多かった」と、エストニアに詳しい不動産業者。一部の日本人投資家はすでに、投資を実践もしている。
ハッキリ言うと、まだまだこれからの国でしかないが、相続税、贈与税がない。さらにはフラットタックスを中東欧で最初に導入した国でもあり、法人税も日本と比べえば断然安いという点にある。また、土地取得においても取得税はなく、固定資産税のみだ。
だが、日本人から見れば、あまり知らない国だけに、詐欺も多いようで、そうした例も報告されている。「今後は、欧米の個人投資家が入ってくることは確実」(前出の関係者)とも見られており、2011年の投資フロンティになる可能性がある。その一方で、焦って食いつけば詐欺師のワナにはまる。言うまでもなく、投資家個々人の正しい選択眼が必要となる。
◆『ヘッジファンド』から『慶応幼稚舎』まで。「ゆかしメディア」は日本最大級の富裕層向けメディアで、月間30万人以上にご利用いただいております。なお、純金融資産1億円以上の方は、富裕層限定オンライン・プライベートクラブ「YUCASEE( ゆかし)」にご入会いただけます(書類審査並びにスタッフによるインタビュー審査がございます)。 著作・制作:ゆかしウェルスメディア株式会社
おすすめの記事
-
英国No.1ファンドマネジャーがヘッジファンド創設か?
2010年の運用開始以来およそ400%のリターンを残している、英国・・・
- ヘッジファンドとファンドラップの違いとは?
- 欧州大手グローバルマクロヘッジファンド、ブレバン・ハワードの復活劇
- 超低金利時代に有効な投資方法
- 米国IT株が高騰している理由:「質への逃避」経済用語解説シリーズ①
クイックアンケート
特集の企画を考えています。貴方が「ゆかしメディア」で読みたいのは? (2)