宝くじで高額当選した時の心構えとは?
年間に発売されるジャンボ宝くじは、「ドリームジャンボ」「サマージャンボ」「年末ジャンボ」の3種類。日本宝くじ協会によると、平成21年度の「ジャンボ宝くじ」の発売枚数は約13億枚、販売実績額は約3900億円もの巨額に達した。
とはいえ当選する確率は、「20階から目薬」のような超人技。1ユニット1000万枚のうち1本が当選なので、その確率は1/1000万、つまり0.0000001%。大田忠投資評価研究所の大田忠社長によれば、「1枚買って1等に当たる確率は、その人がこれから1年間に交通事故で450回死ぬ恐怖を味わう確率と同じ」だという。
なお、宝くじの発行自治体では、1000万円以上の高額当選者に「その日から読む本」なる冊子を配布する。めったに手に入らないので「幻の本」とも呼ばれ、「当選金の保管方法」「使用方法」「事実を周囲に知らせるべきかどうか」「贈与税に関する説明」から、臨床心理士による「心理面のフォロー」まで、至れり尽くせりの内容だという。
また、この問題は万国共通のようで、CNNは米宝くじで今月、高額当選が出た際の報道で、「高額の賞金が手に入ったからといって、幸せが約束されるわけではない」と警鐘を鳴らした。報道では高額当選によって、プロポーズから脅迫までさまざまな電話がかかってくるようになった女性や、騒動の中で娘や孫娘を亡くした男性の事例などを紹介。
当選の満足感を持続ためには、「数年後の目標を明確にする」「人助けのためにお金を使う」「『物』よりも『経験』を重視する」など、専門家のアドバイスによる〝当選の心構え〟を紹介している。
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