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中国の富裕層、何にお金を使う?

 中国在住の英国人ジャーナリスト、ルパート・フーゲワーフ氏による「胡潤百富」は中国富豪の消費動向を調査した「中国富豪のブランド傾向報告」を発表した。これによると、「千万富豪」(資産総額1億2500万円以上)の平均年間消費は190万元(2300万円)、「億万富豪」(資産総額12億5000万円以上)は250万元(3100万円)に達していた事が明らかになった。

 調査は2010年4月から11月の間、資産総額が1000万元以上の富豪401人に対して行われた。年間消費をみると、「100万元~300万元」の富豪が前年比11%増の約50%で最も多かった。一方100万元以下の富豪は昨年より8%少ない37%に留まった。

 また平均年齢は、「千万富豪」は39歳、「億万富豪」は43歳だった。男女比は7対3で、不動産業や製造業に従事している人が多い。平均して3.3台の自家用車を所有し、3.7本の腕時計を持っていた。さらに約60%が禁煙をしていた。また、徐々にワインやウイスキーなどの洋酒を好む人が増えていて、既に車のコレクションよりもお酒をコレクションする人の数が多かった。

 また、投資先としては不動産が圧倒的多数を占め、3分の1を超えていた。富豪は今後2年間の中国経済について強い自信を持っているものの、「非常に自信がある」と答えた富豪は約54%で去年よりやや減少した。

 中国富裕層の間では、子供の教育に熱心で海外に留学させる場合が非常に多い。調査報告書によると留学先として人気なのは依然としてアメリカで、2位にイギリス、続いてカナダだった。昨年10位と9位だったスイスとニュージーランドが、今年は4位と5位に順位を上げていた。資産総額が多ければ多いほど、子供が幼いうちに海外に留学させる傾向があり、「億万富豪」では小学生のころから海外に出していた。

 この他、旅行は依然として中国富豪たちの主要な消費目的となっている。平均休暇は「千万富豪」は15日、平均出国回数は2.9回で、「億万富豪」の平均休暇は16日、平均出国回数は3.5回だった。旅行先としては海外ではフランス、アメリカ、オーストラリアの順で人気だった。中国国内では、海南省三亜市、香港、雲南省が依然として人気で、去年11位だった山東省青島市が4位と順位を上げていた。

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