利上げ後も力強い個人消費で成長続くブラジル
昨年12月の消費者物価指数が前年同月比+5.9%と、インフレ目標の上限に迫ったことから、ブラジル中央銀行は0.5%の利上げに踏み切った。ただし、年明け後も経済指標は好調。1月に発表された小売売上高の伸び率が予想を上回って加速、GDPの約6割を占める個人消費が引き続き好調だ。
インフレ動向によっては追加利上げも想定される。ただし、ブラジルは高金利狙いの資本流入が加速することも警戒しており、預金準備率の引き上げなど他の政策も併用される見込み。今後の利上げについては、預金準備率の引き上げなどを通じた融資抑制などと組み合わせて、段階的かつ慎重に実施されるとの見方が多い。
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