林原が負債1400億円で「事業再生ADR」
林原は明治16年創業で、糖質「トレハロース」などで有名な非上場の著名なバイオ企業。林原家の一族経営でも知られる。恐竜化石の発掘、抗がん剤研究への投資、さらには不動産事業への投資が経営を圧迫していったという。
林原は、関連子会社を相次いで売却、約50億円をかけトレハロースの専用工場を建設し本業に注力することで業績回復を狙った。しかし、過剰債務を抱えたままでの経営再建は不可能と判断し、事業再生ADR手続を通じて事業再生を図ることになった。
事業再生ADRとは、裁判所に関係なく当事者で話し合いで再生を目指す方法。
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