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京大がiPS細胞の特許を米起業から譲渡

 京都大は1日、米バイオ企業「アイピエリアン」から、人工多能性幹細胞(iPS細胞)を製造する特許の権利を譲渡されたと発表した。これにより、両者が今後、iPS細胞の特許係争をすることはなくなり、ともに研究開発に集中できることになる。

 iPS細胞は山中伸弥京大教授が世界で初めて開発。世界各国で特許出願しているが、米国ではア社が申請した特許と類似していた。だが、昨年末からアイピエリアン側から、譲渡の申し入れを受け、京大側が契約をすることで合意した。

 条件は京大側は無償で譲渡を受け、山中教授はアイピエリアンの科学諮問委員会の委員に就任し、科学的見地から各種アドバイスを行うことになった。

 【京都大学iPS細胞研究所長 山中伸弥教授のコメント】
 「今回の契約締結は、『1日も早く患者さんの元にiPS細胞技術の成果を届けたい』という私の願いと、『非独占でより多くの研究成果をあげていただきたい』との京都大学の方針に合致したものであり、今後ますますiPS細胞技術開発が加速されることを期待しています」

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