バフェット氏が後継者選びの説明にヘタな例え
バフェット氏はまず、潤沢な資金を使って積極的ないM&Aに打って出る可能性について言及した。それより何よりも注目されるのは、最有力の後継者候補に指名されているトッド・コムズ氏のことだ。
「多くの人たちが指摘しているが、なぜ無名の人間を指名したのかという点だが、あまりうまく例えることができないのだが、我々は、2歳のセクレタリアトを見つけることではなく、10歳のシービスケットを見つけることだったからだ」
コムズ氏を競走馬シービスケットに例えているのだが、同馬は1958年に競馬殿堂入りを果たし、米国の20世紀の名馬100選にも入っている名馬。ただ、最初は誰も注目する関係者はいなかった。それが、息の長い活躍をするようになり、後に映画になるなどの人気者となった。
対して、セクレタリアトとは伝説の名馬にして米三冠馬。2歳にして米年度代表馬に輝いた
ほどの早熟の天才で、三冠レースの最後ベルモントステークスは2着馬に31馬身もの超大差をつけ、今でも語り継がれる伝説となっている。
バフェット氏は「彼は最初は30億ドルを管理することになるでしょう」としており、最初はバークシャーの投資資金の一部で、債権、株式を扱うことになりそうだ。天才よりも、息の長い活躍を期待しての後継指名だったということだ。◆バークシャーのレター(コムズ氏については19Pから言及)◆
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