「課長っぽい」東電の清水正孝社長
古い日本のエリートの終焉

清水社長は現在、東京・赤坂の超高層タワーマンションで暮らす。約2億円ともいわれるオール電化マンションだが、横浜の父親から受け継いだ土地を売却して引っ越してきた。震災時にも幸いにして計画停電地区には含まれなかった。登記簿によると、このたび1億円のローンを完済している。
「一流大学⇒東京電力」という、ノーリスクハイリターンと思われていた進路ももはや今後は期待できない。2011年通期の最終損益も1兆2000億円以上の赤字になると見られており、創業以来最大の危機に。また、顧問などの役職も廃止になる方向だという。難しい試験を突破して入社し、これからという若手にとってみれば、梯子を外されたような格好だ。
日本の古き良きエリートの代表的な存在でもあった東電社長。清水社長は会社を去ることになりそうだ。
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