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大林組4代目「御曹司」が談合事件後も大人気

お客様の頼みとあらば

 大林氏にバトンを渡したのは南海の山中会長である。「旧大阪球場跡を含む南海所有地一帯をなんばパークスとして再開発した事業は、大林組が一手に引き受けた。山中さんから頼まれたら、大林さんは断れない立場だった」(財界関係者)のが、公然の認識だ。

 もっとも、代表幹事を引き受けたタイミングとしては、絶妙だった。2007年6月、大林氏は、大阪府枚方市などを舞台にした談合事件の責任を取り、会長を辞任、平の取締役に降格していた。2年の“謹慎”を経て、2009年6月に会長に復帰。仮に、前回の打診時に引き受けていたら、大変なことになっていたかもしれない。

 引責辞任したのに会長に復帰したり、財界トップになったり――というのは、一般的な感覚でみると眉をひそめたくなるが、大林氏にはなぜか、批判の声は少ない。
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