仏料理界の巨匠デュカス氏「震災後だからこそ…」

4回目となる今年は、日本は東日本大震災で自然の力の脅威を見せつけられたが、その半面豊かな産物を与えてくれる自然に敬意を表し、地域の素材をより活かしていく。
デュカス氏は「人間はどんな厳しい環境でも生きていかなくてはなりません。わたしは一人の料理人としてビジネスとしてではなく、生産地の人との絆をより大切にして、シェフとしての本来あるべき姿を貫いていきたい」と語った。

デュカス氏は2人の店を実際に訪れて大きな感銘を受けたのだという。中東氏が、その様子を次のように語った。
「うちの店にいらした時に、(京都の)大原の畑に案内したんです。そうしたら、南仏の故郷とよく似ていると感激してくれました。革靴のまんま畑に入って、ニンジンを引っこ抜いているところを見て、この人ほんまに料理人なんやなぁと感心しました」
「ベージュ アラン・デュカス 東京」の総料理長・小島景氏は「山や野といった日本の豊かな自然を銀座に持ってくることで、多くのお客様にその自然の良さをお伝えしたい」と話した。
◆開催日程◆
第一回「山」:「無量塔」(7月14~17日)
第二回「野」:「なかひがし」(10月27~30日)
◆17日当日のメニュー◆





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