F1で頂点を極めたマクラーレンの美学・SLR
ストイックに速さを追求してきたマシン

その神聖な場所では、人間の能力の限界を遥かに超えた、神の領域にまで踏み込んだ闘いが何十年と続いてきた。その長きに渡る闘いの中で学んだことがあった。それは、時にスピリットが肉体を凌駕し、それによって今まで及ばなかった自然の力に並び、やがてそのレベルを超えていくことを。
「メルセデス・ベンツ SLR マクラーレン ロードスター」。ここに、受け継がれてきた魂の系譜が宿っている。
勇者たちの世界に足を踏み入れるオーナーに羨望の眼差し

その培ったノウハウとテクノロジー、そして魂がSLRに移植された。勇者たちにしか乗ることが許されなかったシートが、あなただけに開放された。低く流線型のフロントノーズや、跳ね上げ式のスイングウイングドアなどはF1カーを想起させる。屋根はセミオートマチックでの格納式のオープンカーで、公道を走れば、オーナーには羨望のまなざしが鋭く突き刺さる。しかし、アクセルひと踏みで、一瞬にしてその視線を送る者たちをミラーの遥か彼方に追いやってしまう。
ライバル車たちを超える高額

速さと安全性でも他の追随を許さない

また、駆動性能はFR、トランスミッションは5速AT、核となるエンジン部分は、メルセデスAMG社が開発した最高出力460kW(626PS)、最大トルク780N・m。5.5リッターV型8気筒エンジンを搭載。3.8,秒で時速100Kmにまで達する圧倒的な走行性能を実現。メカニカルなコックピットに体を収め、右手親指でスタートボタンを押すとエンジンが始動。足元から背中を伝って指先まで響くエンジンが心地よい。そのスタートの儀式が終わったら、アクセルが主人の次なる指示を待っている。アクセルを踏み込むほどにどこまでも進んでいく車体は、スポーツカーの領域を超えて風と一体になる感覚を楽しませてくれるだろう。
選ばれし者だけが座ることができるシートへ、ようこそ。

マクラーレン ロードスター(7000万円)
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