経済産業省の役人の頭の中(下)
「政府はウソを言い続けている」

古賀茂明氏)
基本構造として大きな問題があると思っています。最大の問題は、この事故だけではなく、今後の事故にも適用する前提で作られています。そうすると、今後、原発の事故を起こしても絶対に(電力会社を)潰さないという政策の宣言になっているのです。これは究極のモラルハザードの法案だと理解しています。
原発事故を起こすという事はとんでもないことなので、事故を起こしたら、会社がつぶれるという前提で事業をやってもらわないと困るのですが、賠償のために生かし続けますという仕組みです。
結局、いずれにせよこのままいくと東電だけではなく、すべての賠償に適用されます。 廃炉だとか様々な費用負担をすることが難しくなって、どうしても足りない部分が、電気料金、国民負担になってくる。それはやむを得ないでしょう。むしろ、政府はウソを言い続けるのはマズいと思います。
負担があることを前提として、大事なことは(国民負担を)最小限に抑えることです。では、どうやって最少化しますか。
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