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写真で届ける世界遺産(ドイツその2、バルト海の女王と呼ばれた古都リューベック)

MR.世界遺産
MR.世界遺産
世界遺産巡りを趣味とするIT企業の会長です。出張や観光で海外の遺跡を数多く見てきましたが、中世ヨーロッパの石の建造物に魂を揺さぶられるような感動を受けることがあり、今は世界遺産を中心に旅をしています。既に世界遺産936件中、143件を訪問しましたが、うち115件がヨーロッパです。今後も旅を続け、世界遺産の魅力をお伝えできればと思います。

 リューベックは13世紀後半に、北ドイツの商業都市が結んだハンザ同盟の中核となった都市で、13世紀から17世紀の建造物が軒を連ね「ハンザの女王」とたたえられました。

 ハンブルクからはICE(都市間超特急)で40分の都市で、3人のノーベル賞受賞者、トーマス・マン、ギュンター・グラス(ともに文学賞)、ウィリー・ブラント(平和賞)を輩出したことでも知られています。

 世界遺産に指定されたのは、その美しい旧市街ですが、風格のある市庁舎や巨大なマリエン教会等、見所が多い街です。

 中央駅から200メートルくらい歩くと見えてくるのがホルステン門。15世紀の建築中から、壁の重みで沈み始めていますが、確かによく見ると左右の塔が真ん中に向かい傾いているのがわかります。


 リューベックの象徴とも言われるこの建造物は、現在は博物館として利用されており、入館して、ビー玉が転がるのをビデオで撮影したかったのですが、そんな暇もないので、ホルステン門をあとにしました。

 ホルステン通りを進み、橋をわたると見えてくる美しい景色です。トラヴェ川の周辺は市民や、観光客の憩いの場です。


 マルクト広場です。正面がドイツ最古のゴシック建築といわれる市庁舎で、黒レンガで造られた重厚な造りの建物です。


 市庁舎はこの黒レンガの建物と、隣のの白い装飾の建物が繋がっていて、一体となっています。こちらは破風と、風を通すための大きな丸穴が特徴的です。


 市庁舎の裏に廻ると、色々な彫刻が置かれていて、面白い像があったのですが、この青年がどいてくれず、変てこな2ショットになってしまいました。でもなんとなくお似合いの2人です。


 すぐ近くに巨大なゴシック様式のマリエン教会があります。高さが125mあり、レンガ造りではドイツ最大の教会ですが、訪れた時間は昼で、中に入れず、残念ながら内部は見ることができませんでした。


 ノーベル文学賞作家トーマス・マンが頻繁に訪れた祖父母の家ですが、この家は小説「ブッデンブローク家の人々」の舞台にもなりました。今ではブッデンブロークハウス(マン兄弟記念館)となっています。


 きれいな通りや街並みは、歩いて見ているだけで楽しくなります。リューベックは日本ではそれ程有名ではありませんが、なかなか素敵な街でした。


 狭い地域に13世紀から17世紀の建造物が立ち並び、リューベックの栄華を偲ばせますが、街の中心部の観光は2・3時間あれば十分と思います。リューベックは1987年に世界遺産に指定されました。

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