プライベートバンクもスイスが有名
スイスと金融について
スイスといえば、登山やチーズなど自然豊かな国といったイメージが強い方が多いのではないでしょうか。もちろん自然に恵まれ観光でも有名な国ではありますが、スイスという国の収入源はこれらの自然の恵みで賄っている訳ではありません。スイスの産業といえば、やはり金融なのです。スイスの金融は大変強く、中でも銀行は世界の中でも最大規模といえるでしょう。世界でもトップクラスを誇っているのです。
スイスの銀行について
スイスの銀行が多く設立されるようになったのは、15世紀頃と言われています。では、なぜスイスに中世と呼ばれている時代から、銀行が多く設立されていたのでしょうか。これはスイスという国の地理にあります。スイスは皆さんもご存知のようにモンブランをはじめ多くの山々が連なり囲まれた国です。地理的に外から攻め込まれるリスクが低いという事に目をつけ銀行を開業したのが始まりです。そこからスイスが銀行行として栄え現在までに至っているのです。
スイスの銀行が豊かな理由
スイスの金融拠点であるチューリッヒは意外に小規模です。チューリッヒ以外にもロンドンやニューヨーク、東京やホンコンなど金融拠点となる都市はいくつもありますがその中でも小規模な方ではないでしょうか。ではどうしてスイスの銀行が世界に誇れるという程の資金が集まってくるのでしょうか。理由はスイス銀行が持つナンバーズアカウントにあります。スイスの銀行の特徴である、このナンバーズアカウントは、秘密口座とも呼ばれ口座名義が数字になっている銀行口座です。スイスのプライベートバンクを象徴するものとなっています。
ナンバーズアカウントについて
スイスの銀行が栄えているのは、このナンバーズアカウントの力によるものが、大きいと言えるでしょう。秘密口座と言うとなんだか、犯罪めいたものを感じます。実際のところ、スイスの銀行のナンバーズアカウントは大変秘匿性が高いので、確かに犯罪に使用しているといったケースも可能であると言えるでしょう。スイス銀行では、各国の話題の有名人の秘密口座がたくさんあると言われていますが、すべてはナゾに包まれています。
有事のスイスフラン買いとは?
スイスでは自国通貨であるスイスフランが流通しています。ヨーロッパ諸国であるにも関わらず統合通貨であるユーロには参加していません。これはスイスがプライベートバンクという事が関係していると言えるでしょう。統合通貨であるユーロに参加することになれば、ユーロ圏の経済の影響を大きく受けることは必須です。この様な他国の経済事情がスイスのプライベートバンクにまで影響を及ぼす事になる訳です。この様な事態を避けるためにも、スイスでは自国のスイスフランを守り続けているのです。つまりスイスフランは世界事情に影響がないという事になります。この様な事から、世界事情が大きく変わるときに影響の少ない安全なスイスフランが買いに回る傾向にある為、外国為替市場ではこういったケースを「有事のスイスフラン買い」と呼んでいるのです。
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