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日本でのプライベートバンク事業のあり方

日本人とプライベートバンク


世界から見ると日本は経済大国であり、お金持ちの国として認識されています。世界第二位の経済大国であり世界的にみても圧倒的な地位を築いているのですから、この認識は当然といえば当然ともいえます。この様に経済的に豊かな国ですから、プライベートバンクが有名なのかと思えば、今まで殆ど馴染みのないものでした。これは日本人のプライベートバンクに対する考え方が大きく影響しているのでしょう。

治安の良い日本


日本は経済大国としても世界的に有名ですが、治安が良い安全な国というイメージも強い国です。確かに最近の日本は物騒な事件も多く有りますが、海外の治安の悪さと比較すればまだまだ雲泥の差といっても良いほど、治安の良い国といえます。この様に昔から治安の良い安全な国に住んでいる日本人は、安全である事が当然という意識が強いのです。これは富裕層の資産にも同じ事が言えます。自分の財産が安全に管理されている事は当然の事といった意識が高いのです。

プライベートバンクへの価値観の違い


プライベートバンク事業がさかんなヨーロッパはどうでしょうか。度重なる戦争や革命等で、資産家の財産の安全の確保が困難な歴史的事件が多く、富裕層の財産をいかに安産に保管し確保できるかという事を常に念頭に入れているわけです。こういったニーズがあったからこそ、プライベートバンク事業が誕生し、発展していきました。安全に守られて当然と考える日本人とは、ここでもう認識が違うという事がわかりますね。日本人の感覚では、安全をお金で買うという認識が低い為、プライベートバンクに対する関心があまりなくなじみがなかったのです。

プライベートバンクの日本進出


今までは安全に守られて当然といった意識が強く、あまり関心のなかったプライベートバンクでしたが、近年の日本における富裕層の間ではプライベートバンクに対する知識と意識が高くなっている傾向にあります。また日本は1200兆円もの個人資産があると言われています。この様な優良市場を海外のプライベートバンクが見逃すはずがありません。今まではプライベートバンクに対する意識が低かった為、日本進出は殆ど成功しませんでしたが、今後のプライベートバンク日本進出の展開はまた違うものになっていきそうです。

日本にあったプライベートバンク
日本ではプライベートバンクと同様に富裕層向けのサービスについて、殆ど発展がない国といえるでしょう。日本人の特徴として資産を案善意保管することに対して、高いコストを支払う事を渋る傾向にあります。またリスクの高い投資や運用も好まないといった傾向もあります。この様な特徴がある日本人の富裕層に、海外の富裕層相手にするサービスと同じものを提供しても意味がありません。これがかつてのプライベートバンク進出の失敗の原因の一つともいえるでしょう。今後プライベートバンク事業が進出してくるのであれば、日本人の特徴に見合ったサービスを提供する事が大変重要なポイントとなる事でしょう。
提供:Wealth Research&Report

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