シティバンクの撤退後に日本に残ったものとは
世界的に有名なシティバンク
シティバンクという名前はご存知の方は多いかと思います。シティバンクはアメリカの銀行で、日本にも東京や大阪を中心に店舗がありますので、日本でもネームバリューはあるかと思います。シティバンクの口座を持っているという方も多いのではないでしょうか。シティバンクの口座といえば、他行での引き出しも含んだATM手数料が完全無料、ATmが24時間である事などは、今でこそメリットは薄れてはいますが当時は画期的なものでした。またシティグループは大手金融グループに属している為、海外での使用も両替をせずにそのまま海外のATMで預金を引き下ろすことが出来るので大変便利な銀行なのです。
シティバンクのプライベートバンク
シティバンクは大手の金融グループに属しており、プライベートバンクとしても大変実績があり有名な銀行です。シティバンクでは個人向けのサービスであるリテール部門のサービスを徹底しています。他の外資系銀行も日本へ進出を果たしていますが、シティバンクと違いあまり馴染みがないのは、このリテール部門とは違ったところに力を入れている為だといえるでしょう。プライベートバンクはリテール部門をさらに特化し専業としたものを指しますので、シティバンクは古くからプライベートバンクに強い銀行としても知られています。
シティバンクのプライベートバンク撤退
シティバンクは日本でもかつてプライベートバンク事業を展開していました。資産1億円から3億円といった資産家がメインターゲットとされており、顧客に対して高度なサービスを展開していました。進出当初はかなり力を入れていたこともあり、日本でも富裕層に受け入れられまさに順風満帆といった感がありましたが、2005年に金融庁の行政処分によってシティバンクのプライベートバンクは矯正撤退となりました。発端は社印の不正によるものとされていますが、外資系のプライベートバンク事業を金融庁が今後の進出を懸念しての行動とも言われています。
シティバンク撤退後に残ったもの
海外の資産家と違い、資産総額が数百億と言われるような大富豪はごく少数です。資産総額数億円といった富裕層が多いのが日本の富裕層の特徴といえます。こういった日本に多く見られる富裕層はスイス銀行のプライベートバンクを取引という資産の規模ではありません。しかし日本で行っているプライベートバンク事業は物足りないという方が殆どでした。シティバンクのプライベートバンク事業はまさに日本の富裕層にとって大変便利な存在であったといえます。残念ながら金融庁によって撤退を余儀なくされてしまいましたが、海外のプライベートバンク事業のすばらしさに触れた事は、今後の日本での金融業のあり方に新風を吹き込んだといってもよいのではないでしょうか。
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