日本から追放されたメガバンク
スイス最大といえるメガバンクとは
スイスは金融大国といわれていますが、銀行大国と言われているスイスの中でも最大手の銀行はクレディスイスです。もちろん設立当初から最大手と言われていたわけではありません。クレディスイスは長い歴史の中での買収で大きくなったといってもよいでしょう。クレディスイスの買収の中でも規模が大きかったものといえば、やはりファースト・ボストンの買収です。ファースト・ボストンといえばアメリカの投資銀行大手として知られている大規模の銀行であった為、買収当時の社名も一時期クレディスイス・ファースト・ボストンとなっていた事もあったほどです。この様な買収を繰り返しクレディスイスはスイス最大の金融グループへと成長を遂げていったのです。
クレディスイスの日本進出
実はクレディスイスは以前日本でも本格的な進出を果たしていました。クレディスイスが進出していた当時は日本では外資がもてはやされていた時期でもありました。クレディスイスをはじめとする外資系金融機関にとってはまさに順風満帆といった時期でもあったかと思います。クレディスイスは自国や欧米諸国で、プライベートバンク事業に強みを持っていた為、巨大な金融市場である日本でもプライベートバンク事業の展開を画策していました。
日本追放となった訳
外資系がもてはやされていた当時は、クレディスイスも日本で順調な業績をあげ日本での進出は成功したかの様にみられていました。では順調と言われていたクレディスイスがなぜ日本追放となってしまったのでしょうか。これはクレディスイスグループが積極的に展開していた株式に一因があります。クレディスイス証券が展開していたアルゴリズム取引という自動売買システムがバグやエラーを頻繁に起こし、大勢の投資家に損害を与えるという事態が起きたのです。もちろんプライベートバンクでもこのシステムを使っていた富裕層の顧客にも大きく被害が出ていたそうです。この事件を期にクレディスイスが各方面で法令違反をしている疑いがあるとして、金融庁がクレディスイスから事業免許を取り上げるという措置を行ったのです。
クレディスイスの日本再進出
この様な事態で、順風満帆と言われていた日本進出が矯正撤退という事になりました。この日本撤退が原因で最大手と言われているクレディスイスの大元が揺らぐと言う事はもちろんありません。本国スイスはもちろん、ヨーロッパでもメガバンクの最大手として往来ベーとバンク事業も安定した地位を維持しています。この様に順調な事業展開をしているクレディスイスが近年の日本でのプライベートバンクの関心や知識の高まりを見逃すはずがありません。インドや中東と並んで日本も重点地域として認識しています。つまり日本への再進出を目指しているのです。
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