日本での外資系プライベートバンク参入
プライベートバンクは外資系
プライベートバンクの本場と言えばスイスです。歴史を遡ると中世の時代からプライベートバンクが誕生しました。長い歴史の中でヨーロッパでは度重なる戦争や政治的不安が多くありました。そんな中富裕層の方達が、資産の安全に守る為に選んだ国がスイスだったのが始まりです。もちろん近年ではスイス意外にもプライベートバンクは広がっています。大手目がバンクと呼ばれている銀行もプライベートバンクに参入する事になり、ヨーロッパだけでなく欧米諸国にも広がっています。日本ではプライベートバンクといえば、外資系銀行の事業として認識されています。
プライベートバンク市場について
外資系のプライベートバンクで大手といえば、やはりスイスのUBSやクレディスイス、アメリカのメリルリンチ、イギリスのHSBCがあげられます。各銀行の預金残高を順位で見てみると、UBSが1位、メリルリンチが僅差で2位となっています。ここからクレディスイス、ドイツ銀行、HSBS、シティバンクと続いていく訳ですが、2位と3位の差はかなりかけ離れたものとなっています。この様に順位でもわかりますが、UBSとメリルリンチがプライベートバンクの中ではトップクラスとなっています。この様なランキングを見ていてもわかるかと思いますが、世界のプラーベートバンク市場は外資系で占められているといえます。
日本におけるプライベートバンク戦略
外資系に占められているプライベートバンク市場ですが、日本のメガバンクをはじめとする金融機関はどうなっているのでしょうか。日本ではプライベートバンクには馴染みがない事業として認識されています。しかしそれは金融業界においてスケールメリットがないという事ではありません。現にプライベートバンクではない預貯金残高を比較すると、ゆうちょ銀行は世界トップ、その他にも三菱東京UFJ銀行、みずほ銀行が世界でもトップクラスと言われています。近年では、世界的にプライベートバンク市場が盛んになっている事から、日本でも関心がたかまりに本の金融機関も本腰をいれてプライベートバンク市場に参入しようと動きが出ている状況となっていますが、未だ歴史が浅い事と馴染みがないという事もあり、外資系のプライベートバンクが持つノウハウに到達するレベルに達してはいないようです。その為、日本の方がプライベートバンクの口座開設を行う際には、海外の外資系銀行へ開設をするといった状況です。
規制の壁
日本はこれだけの経済規模を誇る国でありながらも、国内銀行どころか外資系の銀行が参入してプライベートバンク事業を行う事は殆どありませんでした。かつてシティバンクやクレディスイスがプライベートバンク事業を日本でも行っていた機関がありましたが、法令違反によって行政処分を受けた事からプライベートバンク事業を日本から撤退しています。この様な事からもお分かりいただけるかと思いますが、日本でのプライベートバンク事業参入は、日本人になじみがないといった理由だけでなく、行政の規制の壁の高さにもあるのです。日本で銀行業を営む為には年間20億円、証券会社であれば10億円の金額が必要となります。これだけのコストでも大変な負担となります。この様な多くの規制が外資系のプライベートバンク事業進出を阻んでいると言ってもよいでしょう。
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