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NYダウとナスダック。影響力があるのはどちらか

ナスダックについて

ダウ工業株30種平均と共に重要な株式指数が、ナスダック総合指数だ。ナスダックとは1972年に開設されたアメリカにある新興企業向け株式市場で、取引高は世界3位である。任天堂や三洋電機など日本企業も複数上場している。近年ではアップルコンピュータや、グーグルと言ったインターネット関連企業や情報通信関連企業の参入が目立つ。ダウ工業株30種平均の構成銘柄に指定されているインテル、マイクロソフトの両社はナスダックに上場しており、ダウ平均とナスダック総合指数の両方の構成銘柄と言うことになる。そのナスダック市場の代表的指数が、ナスダック総合指数である。

ダウ平均とナスダック総合指数の違い


NYダウの構成銘柄はダウ・ジョーンズ社が選出したニューヨーク証券取引所かナスダックに公開している銘柄の一部であるのに対し、ナスダック総合指数はナスダック株式市場に公開されている5500以上の銘柄すべてを平均して算出している。これだけ多数の企業が上場しているため中小企業やベンチャー企業が多い。つまりナスダック指数は大きく成長する可能性がある。反面、伝統的大企業が多いダウ平均より下落するリスクが高いといえるかもしれない。また、ナスダックに上場する金融関連企業をのぞく時価総額上位100銘柄を加重平均するナスダック100指数もある。こちらはベンチャー的意味合いが少し抑えられたダウ平均とナスダック総合指数の中間的性質を持っているものと思われる。

ナスダック市場の世界経済に対する影響力


NYダウは確かに世界経済に最も影響力のある株式指数と言われているが、ナスダック総合指数も最近はその影響力に追いついてきている。NYダウの構成銘柄にナスダックの銘柄が入っている事からもよくわかる。ダウ平均は時代背景を考えて銘柄を入れ替えるということはしているが、やはり敷居の低いナスダックの方がその点に関しては上を言っているだろう。IT社会をもたらしたグローバルな情報関連企業が多数上場しているため、世界経済に対する影響力は高いのかもしれない。20世紀末から始まった「ITバブル」とその崩壊が顕著な例で、1996年から2000年までで4000ポイント近く上昇し、その後2003年までで3000ポイント下落した。この動きと日経平均株価の動きがほぼ連動していることから、日経平均とダウ平均の関係よりもナスダックの方が関連性が高いという噂もある。このような特徴をふまえて、チャートを見て、リアルタイム株価を知ることや分析することは基本となってくる。
提供:Wealth Research&Report


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