NYダウ、現在の暴落と世界恐慌との比較
NYダウは丁半ばくちではない
NYダウが株式の最も有力な指標の一つであるので、できることならば動きを少しでも先読みすることで有利な株取引をしたいと誰もが思う。しかし、未来のことは誰もわからない。わからないとしてそのままにしておけば株取引はただの丁半ばくちになってしまう。株式は投資であり、資産運用であると考えるならば、将来の株価について予測をし、ある程度の収益を得ようと画策することは大事である。イベントがNYダウにどう影響するのか
NYダウの動きを予測するために必要なのは一体何なのかと考えると、それは簡単に一つに絞れる物ではない。たとえば、様々な出来事やイベントがどのように株式に影響を与えるのかということは大変重要ではあるが、どの影響が強く表れるのかによって、結果が全く違うものになる可能性だってあるだろう。例えば戦争があったとしたら、戦車や戦闘機がたくさん売れるので軍需産業の懐が富むのでダウが上がるとも読める。しかし、戦争は税金でやるものであり政府の赤字が増えると言うことでもある。そうなると公共事業などが減り、将来増税する可能性もあるので、建設、消費などの企業にダメージがあるのでダウが下がるとも読める。米国大統領選挙によっても株価は変動する。大抵はご祝儀で就任直後は上がる可能性が高いようだが米国政府の閣僚の就任によっても株価が変動するなど、なにがNYダウの動きにつながるのかということを明確に提示することは難しい。過去のデータはこのような難しい予想をある程度簡単にすることができる。
現在と過去を比較して推測する
過去のデータと現在のデータを照らし合わせることで、ある程度の相場の方向を推測することも可能である。ただし、時代背景が同じということはまずありえないので、推測をどこまで信用するかというのは注意して判断する必要がある。サブプライムローンから始まる現在の不景気は1930年頃の世界恐慌と似ているところがあると言われるが、世界恐慌の時のように欧米は植民地を持っていないし、IMFやG7といったような世界中の国々の経済関係者が集まって会議をするような場もなかった。また、インターネットもネットでの株取引も行われていなかったので、世界恐慌時のチャートが現在のチャートと似ているからと言って今後も世界恐慌と同じような動きになるとはいえない。現在何が起こっているのかということに関する考察がかけていると予測は難しいのである。とはいえ、過去のチャート現在のチャートをつきあわせてNYダウを予測することは、何もないところから推測するよりは命中しやすいだろう。
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