NYダウとナスダックに二重上場する株式
アメリカの代表的な株式指数について
ニュースなどを見るとナスダックの平均株価とNYダウの平均株価が並立して紹介される場合が多いが、この2つは全く違うものである。ナスダック総合指数はナスダックで取引されている5500以上の銘柄のすべてを対象にして時価総額加重平気で算出した値で、それに対してNYダウはニューヨーク証券取引所及びナスダックで取引されている銘柄の中からダウ・ジョーンズ社が選び出した工業株30種の合計値を銘柄数で割った平均し除数を調節して算出した値だ。輸送株20種、公共株40種も確かにダウ社が算出するダウ平均ではあるが、日本で紹介されるのはあらゆる産業の銘柄が選定されている工業株30種のことを言う。ニューヨーク市場とナスダック市場
ダウ工業株30種平均の構成銘柄に指定されているインテル、マイクロソフトの両社はナスダックに上場しており、ダウ平均とナスダック総合指数の両方の構成銘柄と言うことになる。ナスダックとニューヨーク証券取引所にはそれぞれ個性がある。ニューヨーク証券取引所は世界最大の取引所であり、上場基準も世界一厳しい。世界中の優良企業が上場しており、日本企業でもソニーやNTTといった大企業が上場している。ナスダックはニューヨーク取引所と比べると中小企業やベンチャー企業が多い。インテル、マイクロソフトといったIT、情報関連企業が多いのも特徴で上場銘柄数もニューヨークより多い。ただ、取引高はニューヨークより少ない。上場基準はニューヨークよりは寛容だが、アメリカでは日本より会計基準は厳しく、情報公開も求められる。任天堂や三洋電機など日本でいえば大企業といえるところが複数上場している。
取引電子化のパイオニア
なぜ、情報関連企業は、ダウ平均構成銘柄取り入れられるような大企業になったのに未だにナスダックに上場し続けているかの理由の一つに、ナスダックが世界初の電子株式市場であると言うことも挙げられる。ナスダックは世界で初めてコンピュータネットワークを導入した取引形態を採用した市場でもある。インターネット取引も盛んで、2007年にはスウェーデンの証券取引所と経営統合がなされ、取引所グループとしては、ニューヨーク証券取引所についで2位になったこともある。これからもナスダックは新たな取引形態を模索していき、世界一の取引所にならんとする勢いが情報関連企業を留まらせる要因の一つだと思う。ナスダックに上場した企業は、成長が期待できる企業というイメージがもたれるわけである。
おすすめの記事
-
大阪市、全職員アンケートに「不当労働行為」との声
組合の政治活動を一掃したい橋下徹・大阪市長命令で、市全職員を対象に・・・
- 年収1億円の超ドけちな痛すぎる弁護士
- 19歳で億万長者になった男(中国)
- パナソニック、巨額赤字で辞任圧力高まる社長、会長
- 東京電力の議員活動は「福利厚生」?
クイックアンケート
特集の企画を考えています。貴方が「ゆかしメディア」で読みたいのは? (3)
スポンサーサーチ
NYダウに関する記事
- [PR] <返金保証付!> 「富裕層が探し求めた投資術」 在庫僅少。
- NYダウ速報を資産運用にいかす
- NYダウの値動きを体感する
- NYダウの「工業」だけがなぜ注目されるのか
- 時系列データで探るNYダウの暴落
- 大統領とNYダウの推移に関係性はあるのか
- 日本で普通に生活して、その日のNYダウの動きを知る
- 江戸時代の人でも分かるNYダウの推移
- NYダウとナスダックに二重上場する株式
- NYダウの「足」の見方ををスタイルごとに変える
- NYダウの金融先物取引
- NYダウはただ平均しているだけ
- NYダウ崩壊=世界経済崩壊なのか
- ナスダックやNYダウの株価速報をネット上で知る
- NYダウの構成銘柄が上場している取引所について
- NYダウの知名度、影響力
- ITバブルにも原油高騰にも対応するNYダウ
- NYダウの構成銘柄とNYダウの関係
- 本当はなじみ深いNYダウの銘柄
- NYダウの4本値、そのうち3本がまちまち
- NYダウの取引所では昼飯を皆一斉に食べない
- 外国為替でNYダウが動くのか
- NYダウにローソクを使って見る
- NYダウとナスダック。影響力があるのはどちらか
- NYダウ、現在の暴落と世界恐慌との比較
- NYダウのチャート、ニュースの知り方を選ぶ
- NYダウとナスダック。どちらが優れた計算法か
- NYダウ、S&P500、日経平均
- NYダウ、暴騰、暴落、その背景
- NYダウ、PER、PBR
- NYダウ120年の歩みと今後の金融史
ヘッジファンド情報
- [PR] <返金保証付!> 「富裕層が探し求めた投資術」 在庫僅少。
- 2007年12月:インデックスファンドの最大手バンガード、ヘッジファンドに参入か
- 2008年01月:オク・ジフ・キャピタル・マネジメント 運用資産総額342億ドルに増加
- 2008年02月:ヘッジファンド2社、米小売大手ディラーズに株価対策を要求
- 2008年03月:ヘッジファンドよりも効率的分散手段の債券投資
- 2008年04月:株式ロング/ショートヘッジファンド、ベアーS救済で打撃
- 2008年05月:小型ファンド、生存率の低さが浮き彫りに
- 2008年06月:現UBSコモディティ部門責任者、現職退き天然ガス専門ヘッジファンドへ
- 2008年07月:投資家からの解約を防ぐため、成功報酬の大幅減額を打ち出したヘッジファンド
- 2008年08月:米投資会社ローンスター・ファンズ、メリルリンチの不良債権化したABSを格安で取得
- 2008年09月:米ヘッジファンドのハービンジャー、米天然ガス大手ニコル株6.3%取得
- 2008年10月:英国市場、空売りポジション開示でヘッジファンド業界が「金融危機の主犯」説を否定
- 2008年11月:世界の主要ヘッジファンド、欧州の「UCITS指令」に従う動き広がる見通し
- 2008年12月:フォルティス傘下の英運用会社アルテミス、上場ヘッジファンドを清算
- 2009年01月:ファンド・オブ・ヘッジファンズ運用会社GAM、償還条件を引き締め
- 2009年02月:著名投資家アイカーン氏、スティールのヘッジファンド投資家に抗議への賛同呼びかけ
- 2009年03月:新興市場国投資ヘッジファンド、2008年のパフォーマンスはマイナス37%と過去最悪


