証券会社の破綻が与えた影響
証券会社の破綻
相次ぐヘッジファンドの破綻により混乱が生じた金融市場で、かねてから懸念されていた証券会社の破綻がアメリカの経済界を揺さぶっています。個人投資家にとってこのニュースは、ヘッジファンドに投資していなくても大きな衝撃だったでしょう。自分はヘッジファンドではなく普通の証券会社に投資しているのだからリスクは小さいはず、とこれまでは他人事だった話が、実際に自分の身にも降りかかる可能性が出てきたわけです。自分が投資をしている証券会社はもちろん、信託保全先にまで目をむけ、先を見据え判断することが求められます。リーマン・ブラザーズ証券の破綻が与えた影響
本国アメリカだけでなく、世界の経済を混乱の渦に巻き込んだ2008年9月アメリカ大手大手証券会社、リーマン・ブラザーズの破綻。これを受け、日本法人のリーマン・ブラザーズも日本金融庁により業務停止命令を受けました。日本法人のリーマンだけでの負債総額は3兆4000億円。日本法人のリーマンに投資していた個人投資家にとって、大きな痛手となったことは間違いありません。そして、それはほんの始まりに過ぎないのです。証券会社が与える影響は、破綻時ではなく数ヶ月遅れてやってくるものです。円高ドル安が徐々に収まりつつあったところに、このリーマン・ブラザーズ破綻が生じまたもやドルは急降下。相場はこれから長期に渡って再び下降の一途を辿る可能性が出てきました。
証券会社・ヘッジファンドの破綻
中には、こういった証券会社破綻の背景にはヘッジファンドの影があるという専門家もいます。ヘッジファンドの中にはこの悪状況を利用し、さらなる利益を得ようとする会社もあるため経済界での評判が良くない物になっているのは間違いありません。リーマン・ブラザーズ破綻により加速が止まらない世界全面ドル安をヘッジファンドが利用することで、ドル安に拍車がかかると懸念されています。一方で、相次ぐ証券会社の破綻がヘッジファンドに与える影響が決して小さくないのも事実です。この悪循環はこれからもしばらく続くだろうと予想されています。
証券会社の破綻が金融市場全体へ与えた影響
リーマン・ブラザーズ破綻を受け連鎖的に冷え込んだ欧米株式市場。またこの冷え込みが、少なからずヘッジファンドへも悪影響を与えています。具体的にはバンク・オブ・アメリカやAIGなどアメリカ最大手の銀行・保険会社までもが、数十パーセントも株価を下げ経営危機に陥っています。この事が直接日本の個人投資家に大きな影響を与える可能性は大きくありませんが、金融市場全体全体を見渡した場合、やはり小さくとも何らかの影響を受けることになります。だからといって、焦って売りに走るのではなく、経済の急激な落ち込みとその反発に振り回されないよう、経済情勢の動向から目を離さずに、新規の投資は控えるなど慎重な姿勢をとる事が重要となります。
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