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クロノメーターとクロノグラフの違い

クロノメーターとクロノグラフは違うもの?

クロノメーターといわれる言葉があるのをご存知でしょうか。「メーター」という言葉が入っているため、クロノグラフと混同して考える方も多い様ですが、言葉の意味は根本的に違います。メーターという言葉がクロノグラフの意味するストップウォッチの針を示す言葉のように考えてしまうのでしょう。ただ、商品説明として「クロノメーターのクロノグラフ」という言葉で腕時計が説明される場合も多く見受けられますので、混同して考えてしまうのも無理は無いのかもしれませんね。

クロノグラフって何?

そもそもクロノメーターとは腕時計に関連して使われる言葉ですが、どういった意味を持つのでしょうか。クロノメーターとは、クロノメーター規格を指します。つまりスイスクロノメーター検定協会が設定する時計の制度の規格の事を指しているのです。スイスクロノメーター検定協会は1973年に設立された比較的に新しい認定機関です。由来はクロノグラフの開発よりも依然になり、こういった事からそもそもの由来と言葉の意味が違ってしまっているのにはこの様な理由があるからなのです。このクロノメーター規格を認定された機械式の腕時計は安定した制度基準に到達しているという事を意味しています。つまり「クロノメーターのクロノグラフ」とは、「国際的で公式に認められた規格を満たしたクロノグラフ」という意味なのですね。デザインはさる事ながら、精密さをしっかりと兼ね揃えた腕時計という証明されているという事なのです。

クロノメーターの始まり

そもそもクロノメーターは船舶業の方たちが事故を減らすために精密度の高い時計が必要という事から開発された時計の事を指していました。揺れる船の中で間違いなく時間を計測できるというものは、その当時主流の振り子時計では至難の業でした。大変な事とはわかってはいても船舶業の方には大変必要なものでした。もちろん今の様にデジタル時計も無いわけですから、温度や揺れに左右されない正確な時間を知らせる事のできる時計を開発するのは大変難しいものであったそうです。この開発を経て18世紀の半ばにまるでイギリスの産業革命を象徴するような革命的な時計の開発へと繋がっていったのです。まさに今の時計の原型とも言えるでしょう。

クロノメーター規格はどうやって決まる?

正確さと精密さを要するクロノメーターの規格を取得するためにはもちろん厳しい審査があります。まず姿勢差と温度差の中で、確実な正確さと精密度が必要となります。もちろんコンマ1秒も狂わずにいる事は出来ませんが、かなりの精密度を要します。特定の期間の間に色々な審査を行うわけですが、姿勢や温度の差でどの程度の誤差で稼動していくのかという事をしっかりと審査していきます。その結果基準を満たしたものだけが、クロノメーター規格を得ることが出来るという訳です。この規格はISO規格としても認められており、クロノメーター規格が付いている腕時計は、時計ブランドの誇りといっても過言ではないのです。
提供:Wealth Research&Report


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