シンガポールのオフショア
オフショア最適地域であるシンガポール
日本人にとってシンガポールは、オフショア口座を開設するのに、とても身近な地域と言える。シンガポールは香港と並び、身近なオフショア金融センターでもあるが、投資家向けの金融情報については、香港に比べてとても少ない。シンガポールのオフショア金融機関とは、中央銀行の役目を果たすMAS(Monetary Authorities of Singapore)からライセンスを獲得し、オフショア取引の会計(ACU:Asian Currency Unit)を他に管理している金融機関を指す。150以上もの機関が存在するが、このうち個人向けの資産運用サービスを行っているのはごくわずかな機関だけである。
国内向けが良いのか外資が良いのか?
これらの個人向け資産運用サービスを取り扱う銀行には、国内系と外資系の銀行があるが、一般的に旅行者には、国内系の銀行での口座開設が認められていない。なぜなら、外国人が口座の開設を行うには、ビザとそこに住む家が必要となるからだ。だが、すでに1年以上当該銀行に口座を持つ人からの紹介があれば、特例として非居住者でも口座の開設ができる。なので、この特例の使い道を考えてみてはいかがだろうか。
外資系の銀行
国内系の銀行に比べ、外資系の銀行ならばシンガポールに銀行口座が必要な理由さえあれば許可が下りるので、非居住者にとっては、口座開設をしやすいと言える。また、外資系銀行のうちシティバンク(citibank)では、非居住者専用の口座を開設するため、最低預金高が高く、送金手数料も割高となる。しかし、担当者が日本人のため、英語が話せない人にとっては、安心感が持てる銀行となっている。
以外に国内系の銀行のほうがメリットがある?
このように見てくると、外資系銀行のほうが、外国人にとっては口座開設が容易に思える。だが、シンガポールでは証券業務と銀行業務が分かれているので、証券会社の口座と資金のやり取りが生じ、その送料を考えると、無料送金システムを持っている国内銀行に口座開設をしたほうが、メリットが大きいとも言える。どちらを選ぶにせよ、シンガポールにあるオフショア金融機関で、非居住者が口座開設できる金融機関は、大手優良銀行が多いので、オフショアの初心者でも安心だ。
シンガポールは管理が徹底されている
また、万が一問題が起こっても、シンガポールは日本から近いので、対応がしやすい。また、多額の資産を持っている大口の顧客がシンガポールをメインの資産管理国にしていることからもわかるように、情報の秘匿が厳重に管理されていることも安心材料の一つである。
期待されるシンガポール
さらに、シンガポールは、外資を呼び込むためのインフラ整備を政府が徹底的に推し進めたことにより発展した国で、中でも金融は、基幹産業の一つとなっている。シンガポールの将来構想が現実のものとなり、世界の金融基地とまでなったことから、これからの期待も大きい。シンガポールは国や金融制度を信頼できるオフショアだと言える。
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