ポートフォリオの現実的な資産活用
現実的な見方を常に持つ
個人投資家に限らず多くの投資に携わる人は、利益がしっかりと確定することを期待しています。そのため、必ず利益があげられるといった情報の商法に翻弄される人が出てくるのです。もちろん、これを読んでいるあなたはそのような情報に惑わされることなく、情報を確実に調べて実行するような堅実な投資を実践されていると思います。また、すでに投資経験があるのであれば、リスクと利益が裏腹の関係であることを理解されていると思います。このような現実的な視点を資産活用に対して持っているのであれば、リスクというのは「危険」という常に回避すべきものではなく、投資に対する想定内の経費であるとも見ることができます。このようなバランスがポートフォリオに表われるのです。
現実のポートフォリオ
現実のポートフォリオでは、損失を前提とした相関関係を考えています。利回りを低く設定するのは、資産に対して大きな影響が出るような損失をされるためなのです。ですから、ポートフォリオといえども完全な確実性は望むことはできないということです。ポートフォリオを組んでも投資対象が予想通りの収益結果を生むことを100%期待してはいけません。それが現実のポートフォリオの姿であり、すなわち投資というものの現実なのです。ですから、年率換算で7%の利益を得ているのであればそれはかなり優秀な成績といってもいいでしょう。年率5%でも良い結果であると判断しなければなりませんが、あまりにも低い場合には見直すことも必要になります。また、よくない結果が繰り返されるようであれば、ポートフォリオの構成の仕方をもう一度見直してみることも必要になる場合もあるでしょう。
データの取り方を資産クラスに応じて考察する
確実に組み合わせたつもりのポートフォリオの成績が振るわずに何度も組み替えを迫られるようなことがあるかもしれません。そのような時は、データの取り方に問題があるのかもしれません。データの取り方については、どの程度の期間のデータを使用して分析したかによって相互の相関関係も大きく変わるため、また違ったポートフォリオの組み合わせとなっていることが考えられます。資産クラスのよってその期間も変わってきます。そのデータの修正を行えば、ポートフォリオのリバランスの際の方法が分かるかもしれません。修正すべき資産クラスが見えてくるのです。分散投資においては資産クラス単位でのバランスをとります。そしてリバランスが必要になったら、資産クラス内での調整なのか、または資産クラス間のバランスの調整なのかを、冷静に判断していく必要があります。
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